4月に入り、まだ震災の影響で混乱していましたが、
予定より数日遅れで入園することができました。
一緒に過ごすお友達、ご両親、先生やスタッフの方々。
とても良い方ばかりで、皆さんにお会いしていなかったら、
私たち家族はどうなっていたのだろうと。。
本当に本当にお世話になりました。
肝心の子供は、初日はやはり緊張していましたが、
興味のあることをとことんやらせてくれたり、
小人数で、きめ細かく先生が関わってくださる方針だった為、
特に初めの頃は、数時間ひたすらはさみで紙を切るのがお気に入りでした^^
すごく子供も満足そうで。
色々やらせることを決してせず、
本人がもういいと満足するまでやらせる。
これは、本当に盲点でした。
親としては、いつも同じことしかしないのは、
視野が狭くなりがちになるため、
もっと色々見せたり、やらせたい、と考えていましたが、
うちの子には全くの逆効果のようでした。
慣れてきたら、先生方が上手に他のことを提案してくださり、
例えば、ボタンをかける練習をしてきたり、
石鹸をけずってきたり、(香りが良いのもあってお気に入りだったようです。)
折り紙も。
クラスで年齢が一番下だったのもあり、
クラスの子は勿論、とにかく皆さんに目をかけていただきました。
震災の影響で、施設でも外遊びは全くできない状態。
室内の遊び場があるところに、平日休日問わず遠くても連れて行ったり、
偏食&通園後も夜泣きは治まらず、相変わらずの睡眠不足でしたが、
情報収集と、健康管理に細心の注意を払い続ける日々。
ここで療育を受けると決めたからには、
前だけを向いて毎日過ごしていました。
そんな手探りながらも、子供は充実した様子だった数か月後のある日、
主人から突然、転勤が決まったことを伝えられました。