新型コロナの感染者が少しずつ都内を中心にまた増えてきていますね。
中国では豚由来の新しいインフルエンザも見つかったとか💦
これから先、きっとどこにいってもしばらくは外出先でマスクが必須になることが予想されます。
けれども、マスクやフェイスシールドが出来ない人も中にはいます。
感覚過敏によるものです。
新型コロナが世界中で蔓延し始めてから、こんな方達もいるのに、と人知れず思ってきました。うちの子も例外ではないからです。
療育のお陰もあり、成長と共に軽くなってきましたが、マスクも色んなものを試したり、これ良さそう、というものを買っては試し、という感じです。療育時代でしたら絶対無理でした。当時帽子でさえ嫌だー!と言って、投げ捨ててましたから(笑)
洋服・靴も同じ。今でも必ず試着が原則。靴下は通販で買うこともありますが、それでも履いてみてチクチクするとか、肌触りとか気になるとアウトなので、通販購入時はいつも失敗覚悟です💦
療育施設に通園していた時、同じようなお子さんが他にもいましたし、転園した後で参加したいくつかのセミナーで、大人になってからも感覚過敏に悩んている方々のお話を聞くこともありました。印象的だったのはシャワーが痛いという例。体に針が刺さるような?感じとか。
シャワーヘッドを買っては試すことを繰り返している、或いは○○のスーパー銭湯や、○○のホテルは調整しやすいから快適になる、とかそんな情報交換をしながら生活しているということを知ったとき、私は今までなんて無知だったのだろうと。
美術館の明かりが全くダメな人。蛍光灯が切れそうになると多くの人はチカチカしだして気づきますが、繊細な故にそれが少し前から感覚で分かってしまい、職場や学校で気になるものの理解されず、日常生活にも支障をきたしてしまう人。
明らかに自分の好き嫌いでマスク着用や消毒を拒否する人は例外ですが、したくてもできない人が思っている以上に身近にいるかもしれないことを、1人でも多くの方に知っていただけたら嬉しく思います。
殺伐とした最近の世の中ですが、思いやりや余裕、また何か事情があるのかな?と想像力を働かせる大切さを、私自身も大切にしていきます。