先日、無事に子供が小学校を卒業することができました。
1年生の3学期という何とも半端な時に転校したうちの子。
転校前での学校でも、入学式前に練習をしていただいたり、先生方には本当にお世話になりました。2学期まででしたが前学校で経験したことは、今のうちの子の自己肯定感に本当に大きく関わっていると思います。
転校先での3学期の始業式、いきなり全校生徒の前で体育館のステージの真ん中に立ち、マイクで自己紹介をすることになったと知った私。
幸い同じ時期に転校してきたお子さん2人も一緒だったことが救いでしたが、まだまだ環境の変化や人前に立つことが苦手だった子供。
ステージ上で固まったり泣き出したりするんじゃないかとハラハラしていましたが、何とか言えることができ、ものすごく安堵したこと、そして幼い頃に療育を優先したこと、これまでの成功体験が実を結んだ結果でしたので本当によかったと心から思ったことをよく覚えています。
2年生の3学期。参観日にミュージカルを発表することになり、当日直前で緊張のあまり泣き出してしまったと参観後に担任の先生から教えていただきました。
本番は私から見てもただただ普通にこなしていたうちの子。
この時も、普段からよく見ているつもりだったとは言え、行事やイベントの意味の理解や緊張・プレッシャーにも多くの人には理解しがたい苦労をしているんだな、と。
子供の個性をもっと大切にしようとも思えたことでした。
この時のクラスが大荒れだった(授業が全く進まないことが多々ありました笑)ので先生は大変だったと思いますが、本当に良く気づいてくださる優しい方で。
子供の進級後にも、役員で私が学校に行った際にも必ず声をかけてくださっていました。
3~6年生は少しずつ学校というものに慣れていき、保護者面談でも必ず、
【学校生活は勉強も生活も何も問題がありません。】
と言われる為、私自身も子供の個性については徐々に伝えないようになり、心理士の先生への相談時に学校での出来事や日常生活で気になったことを伝え、いただいたアドバイスを試行錯誤しながらも必ず実践する、というスタイルに完全にシフトしていきました。
親友と呼べるお友達、気が合ったり一緒に遊ぶお友達もできたり。反対に合わなくてお互い離れていったりと女の子特有のことにも対処することができたり。
転校前の学校の方がよかったとしばらく言っていましたが、、今ではこの学校にきて本当に良かった!と言っていて。
先日も卒業・合格祝いにお友達が我が家に泊りに来て楽しく過ごしていました。
みんなとは離れるけれども、今はSNSなどで簡単に繋がれる時代ですし、基本インドアなうちの子にはそれはあまり関係ないようで(笑)毎日連絡とり合うし、また遊ぶし。なんて言っています。
これまでお友達、先生、子供に関わっていただいた全ての方、出来事、経験。
本当に心から感謝していますし、これからも自分の人生を前向きに生きて切り開いていけるよう、私自身も成長し楽しみながらサポートしていきます!
そしてお子さんの事で悩んでいる方がいれば、私も同じだったことを伝えたいです。
周囲に理解されなくても必ず分かってくれる人がいます。
自分や子供を責めたりしないでくださいね。
諦めなければ光は見えてくると思います。