制服を着て学校に行ったのは実に半年以上ぶり。
子どもは見た目の様子は全く変わらず、3人で門をくぐり教室に向かいました。
大丈夫かなとも心配はしましたが、子どもが何も言ってこないこと、またしんどくなったらきっと教えてくれるはず・子供を信じてみようと、夫も私も普通にしていました。
担任の先生が、
「制服着れるようになったね!!」
「面談来れたね!!」
と本当に喜んでくださったところから始まり、今後のことなどを話しました。
その中で、前々から電話では言われていた事。高校への内部進学について。正式に、
【出席日数の関係で内部進学は無理】
ということを改めて知らされました。
はい、承知してます(笑)と回答。
ただ、本人がこの先付属の高校へ進学希望であれば、全力でサポートしますとの説明を受けました。
塾無しで中学受験をし、1学期のみですが実力テスト等の成績からも子どもに期待をしてくださっていることは大変有難い限りです。でも主体的にやるのは本人ですから正直この先のことは分かりません。
中高一貫のメリットは高校受験をしなくても良い事。それが選択肢の1つとして閉ざされるのは仕方ないですが、私はむしろ良かったと思っています。
受験を決めたのも今の学校を選んだのも子ども自身。
うちの子に限らず、不登校になる子どもは多くの人が気づかなかったり感じない事について自分なりの答えを出そうとしていることが多々あること。
選んだ道に対して思うような結果にならなくても、そこからまた選択し主体的に人生を歩んでほしい。
親として夫と意見が一致していることです。
そしてこの時、少しだけホームルームなど出席してみる?とか夕方授業が終わった時あたりに学校に顔出してみる?とか先生に聞かれ、行きます、やってみますと答えていたのですが、
それからまだ一度も登校していません(笑)
でも本当に元気になりました。朝早く起きて出勤する私を見送ってくれることもあれば、私より遅い深夜に寝てお昼近くに起きることもあったり。なんか苛々する!と言う時もあれば甘えてきたり、冗談言って笑わせてくれたり。
勉強は一切なし。私も声掛けもしていません。
一見遠回りに見えるかもしれませんが、無理のない範囲で生活リズムを整える、とにかく子どものことを信じる・そのままで良いと認める・声をかける。子どもに合った食事やサプリで体調を整えていく。
これが後々大きな力になると強く信じています。目標を見つけた時の子どもの力は大きすぎることは受験で経験しました。
そして疲れて帰宅し、ダラダラしている様子の子供を見ても苛立つことなく接することができるようになった私も成長できたと思います(*´∀`)たぶん。。
今できている事。今ここに目を向ける。
元気になってきた子供を見て毎日私が教えてもらうことです。