出産の前後も、産後しばらく経った後も、
主人とは仕事の為、離れて生活していた私たち。
3回目の別生活。
これまでと違うのは、仕事の為ではなく、子供の療育の為。
震災直後の福島で。
考えれば考えるほど、不安で不安で仕方ありませんでしたが、
とにかく目の前の事をやるしかありませんでした。
毎週、先生との3者相談。
その時子供は好きなことで遊びつつ、
興味関心が少しでも広がるように、
先生が上手に引っ張ってくださったり、
私は困っていることを相談したり、
気になっていることを伝えたりしていました。
1年目は、本当に少しの環境の変化で、まだまだパニックになっていました。
違うクラスのお友達が入ってこようとすると、
『違う!!』
と言って、追い出そうとしたり、
子供が通園中、雪に備えてスタッドレスタイヤに替えて迎えに行ったら、
タイヤとホイールが違う、と大泣き&パニックに。。
(そこ気になる?と、私は唖然とした記憶があります💦)
中々車に乗れず、なんてこともありました(+_+)
また、上手に言葉で説明できなくてもどかしい時は、
物に当たったり、蹴ったり、暴れたりと、
外ではしないことも、家ではひどい時期もありました。
嫌な記憶が急によみがえり、泣き叫ぶ、ということも度々あり、
そうゆう時は、必ず夜泣きもひどくなっていました。
この頃受けた発達検査では、
初回と同じで、
圧倒的に社会的スキル・コミュニケーション能力が足りないこと、
少しでも底上げするには、細かいことをとにかく伝えていく、
分かる・分からないは別として、社会ではこうだと、
最低限必要なこと(挨拶や、ルール、マナー)を、
根気よく本人が分かりやすい方法で伝えていく
(うちの子は、目で見て分かるタイプでしたので、本や映像もよく利用しました。)
同時に、得意なことをどんどん伸ばし、
自分に自信をつけさせてあげること。
このことは、大きくなった今でも、とても大切にしていることで、
同時に難しさを感じることでもあります。
挨拶や立ち居振る舞いなんて、
大きくなれば、いずれ自然に分かるだろうというのは、
うちの子のようなタイプには当てはまらないことです。
真似や自然に覚えれるのなら、療育は必要ない
と、聞いたこともあります。
そして、笑顔の大切さをとにかく伝える!
笑顔は世界共通!
【お礼を伝えるときは、相手の目を見て、歯を見せて笑顔でね!】
実際に鏡を置いて、今でも親子で時々確認しています( *´艸`)