一般的には、就学、小学校にあがるって、
とっても嬉しくて喜ばしいこと。
みんな「おめでとう!」と言ってくれて。
ウキウキ・ワクワク、な感じが多いですよね。
けれども当時の私にはそんな余裕、全くありませんでした。。( 一一)
療育施設にいる時から、
小学校に上がったら、
園長先生じゃなくて、校長先生に呼び方が変わるんだよ!
クラスがあって、たくさんお兄さん・お姉さんがいて、
調子が悪くなったら、ベットで休めるお部屋もあるんだよ!
とか、見学できるときは見学に何度も行って、
見通しをとにかくたててきました。
また、入学した学校の先生がとても親切で、
事前に子供の特性をお伝えしたところ、入学式前日に、
「入学式の練習してみますか?」と連絡が。
訪れたところ、うちの子のためだけに、
司会をする先生、1年生の担任の先生方、
起立・礼の練習する椅子が準備されていて。
(これまでとは違って、厳粛な雰囲気、言葉、全てが初めて経験することで、
練習のお陰で、当日無事に過ごせたという本人の自信にもつながりました。)
練習後には改めて学校や教室の見学なんかもあり、
この時、普通の小学校の先生でも、理解者がいることを知り、
とても感動し、大変感謝したことをよく覚えています。
入学後は、突発的におこった出来事に対応できず、
動けなくなってしまったり、泣いてしまうことは時々ありましたが、
担任の先生・学校全体でよく見て下さったお陰で、
大きなトラブルは起こりませんでした。
ただ、年長時・入学後も支援を受けられるか、
公的機関等に働きかけてはみましたが、全く相手にされませんでした。
というか、いつものお決まりパターン(笑)
【田中さんなら大丈夫】
【お子さん暴れたり危害を加えることもないし】
【みんなと同じように過ごせるから、何の問題もない】
一番印象的だった言葉は、
【田中さんのお子さんの状態で支援受けたら、税金泥棒になってしまいますよ】
と。。。。。
洗礼を受けましたが、分かっていたこと。
今まで色々なことを言われても来たし、
もう自分たちのことを分かってくれる人が1人でもいればいい。
と思えるようになりました。
病院なども同様、ネットや紹介でよい先生と言われて受診したものの、
全く合わず、むしろ子供本人に向かって、
【小さい時、おかしかったんだね。】
と。
ドクターが、です。。
今では探しに探して、とても信頼できる専門家の先生と巡り合えた為、
(この時も、とにかくあきらめずに、行動するのみ!でした。)
安心して生活できていますが、
突き放されたり(笑)、ピンチの時こそ必死に行動してきたことが
今、実を結んでいるのかな、と思います。