今では色んな小児歯科もあり、子供が楽しめるような工夫をたくさんしてくださるので、歯医者さんに抵抗なく通えるお子さんも多いかもしれませんね。
できれば、子供にも口腔環境の大切さを早くから伝えたかった私。
歯が生えてくるのはそこまで早くなかったこと、確か福島に引っ越した頃で1歳半~2歳くらいかな?※記憶があやふやですが。。
私の定期健診時に一緒に連れていくようにしました。
初めての場所、初めての人。
断固拒否状態だったことに加えてまだ療育通園前でした。
理解してくださる方は僅かながらいたものの、暗黒の子育て時代真っ只中。
割と大変でしたが、必ず何とかすると決め試行錯誤しながら診てもらえるようにしていきました。
当時通院していた歯医者さん。
幸いなことに、子供の特性や事情を伝えると快く理解してくださり、他の患者さんに迷惑がかかりにくい、空いている日の午前中最後の時間枠で行くことが多かったです。
※個室が無いところでした。
私がクリーニングしてもらっている時も、離れたくないと泣く時には、お腹の上に一緒に寝てやってもらったり。
診察時間をとっくに過ぎても子供が落ち着くのを笑顔で待っていただいたり。
休憩時間が少なくなってしまうのに、本当に皆さん優しかったんです(>_<)
機嫌がよく1人で遊べそうな時はDVDを見ていたり本を読んでいたりしながら、私がやってもらうのを毎回じーっと見ていました(笑)
診察台が倒れていく様子、周辺器具には興味深々でしたね。
当時は特に目で見て学習していく力が強く、それを利用していきました。
そんな検診が数回続くと、待合室や診察室に入ると同時に自分から本を読みだしたり、病院の前を通ると行きたい!と言うまでになり。
そのことを伝えたある時、
【○○ちゃんもお母さんと一緒にやってみる??】
と声をかけてもらい、
【うん。】
と首を縦にした時から、突如として子供の定期健診がスタートし今に至ります。
初回は私と一緒に診察台に乗りましたが、次回からは1人で乗りたいと(笑)
本当にこの歯医者さんのお陰でしかありません。
療育通園時、子供の歯科検診についての話題で記憶していること。
それは、多くの人があまりよく思わない痛みや音に加え、
・ライトの光
(タオルの上からでも眩しく感じる・白色と暖色の違いで苦手だったりOKな子も。)
・エプロンの脱着や音(他人に触られることと、紙製のものはカサカサする音の問題)
・口の中を触られることの不快感
・タオルでの目隠し(見えない事もそうですが、タオルの匂いや感触)
ざっと挙げただけでも感覚過敏の問題も含めて、こうゆう細かいことがNGなお子さんがいたことと同時に、何に嫌がっているのか分からない事に悩んでいる親御さんもいました。
小児歯科を謳っているところでも、個性のある子供の診察検診をお断りされたり、嫌な思いをしたケースもよく聞きましたし、私も実際にいくつか個室完備の病院に電話をして事情を説明すると他の病院を当たってくださいと言われました。
お子さんの歯科通院で悩んでいる方がいらっしゃる方にとって、何か少しでも解決のヒントになれば嬉しいです。