日本は何でも優れている
と聞かされて育った私。
実は私、ちょうど成人した頃に、韓国籍から日本国籍へ帰化しています。
私も両親も、日本生まれの日本育ち。
生まれた時から、ただただ
という位置づけでした。
住民票はもちろん、成人しても選挙権は無し。
日本で生まれて日本で育ったんだから、と、
両親はいち早く子供の為に、特に母は義母に大反対されながらも、
まだ誰も親族が帰化申請をしていない頃から、
手さぐり状態でやり始めてくれました。
自営業だったこともあり、審査に年数がかかったり、
ちょっとしたことの為に、何度も何度も書類を揃えたり、
法務局へ出向いていました。
私は多感な思春期。言葉にできないものすごく複雑な思いでした。
そして子供である私にも、
動機書を書いたり
面接を受けたり
と、やらないといけないことは色々ありました。
数年後無事に申請がおりたとき、
これから日本国民として恥じない生き方をしてください
とのお言葉。
今までと何も変わらないのに。
と当時は、何とも言えない気持ちになったものでした。。