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先月の夏期休暇中に母方の祖父に会ってきました。
90歳を超えて認知症の祖母の介護もする日々。叔父やいとこと一緒に住んでいるので色んな意味で安心ですが、毎日暑くて少し疲れている様子でもあり、また、以前は辛い思いをしすぎてあまり話すことがなかった昔のことを、
いつまで生きているか分からないから、ルーツや自分が経験したことを伝えておいたほうがよいかも
と、少しずつ話すようになってきたと母から聞いていたので、行ってきた経緯もあります。
ちょっと心配でしたが食欲は旺盛でしたし、最近のことも昔のことも何でも覚えて話していたので、ほっとしました。
何度も言っていた事。
日本が一番いい。日本で生活の基盤を作ることが出来て良かった。
と。
30年以上前から70カ国以上夫婦で色んな場所を訪れ、自分の目で見て歩き旅をした結果、辛い差別があっても、やっぱり日本は清潔で食べ物もおいしく、人が優しいので住まわせてもらって有難い。
繰り返し言っていました。
ここに書くべきか悩みましたが、祖父が経験してきた軽いものを簡単にあげるなら以下のようなことです。
・子どもの小学校の入学案内がこなかった→役所に行ってかけあって入学。
(日本の名前ではないからという理由だったそうです。)
・子どもの通学定期を売ってもらえなかった→日本や海外でも欧米の学校ではないので。
・苦労して一代で立ち上げた事業、軌道に乗っていた時でさえ本名が分かると取引停止は日常茶飯事だった。→そのため7社以上の取引先を常に持つように必死だったこと。
・祖国はおもてなしの気が日本より劣っている、分け与えるという気が少ない、のれんがないことが多い。(一儲けしたら店じまい&豪遊する人が割と多い。)
・祖国からみたら日本は豊かな国で、そっちで暮らしているから良い生活を送っているに違いないと搾取されたことも数知れず。かといって戻っても日本から戻ってきたと言われ、居場所がなかった人を数多く見た。今でもこのことについては言葉ではよく表せない・わからないとのこと。
このため、
・おかげさま、感謝の気持ちは必ず持たないといけない。
という気持ちが多くの人よりかなり強い祖父です。
どこが祖国かはこちらから。(④まであります。)
長くなりましたので、続きは次回書きますね。