ブログを訪問してくださりありがとうございます。
お正月の雰囲気が一変としてしまった能登半島地震。そして航空機の衝突事故。
被害にあわれました方、関係者の方々、心よりお見舞い申し上げます。
私は当時住んでいた福島の自宅で家族でいた時、突如として311の震災に襲われました。現実とは思えない強い揺れ。津波の映像。その後の変わり果てた街の様子。原発事故。
緊急地震速報が何度も流れ、揺れ続ける中、夫は私と2歳の子どもを置いてすぐ仕事へ、その後しばらく連絡が取れませんでした。
とてもここには書けない辛く大変な思いや経験をしましたが、お陰様で学びや成長できたこともたくさんあります。
年明けから暗い気持ちになってしまった方、また私なりに今後の過ごし方などについて少しお伝えできればと思い、今日は書かせていただければと思います。
他の媒体などでもよく見聞きすることもあるかと思いますが、個人的にも大事なことだと思うことを書いていますので、ご理解ください。
・日が経つにつれて、不安や恐怖に押しつぶされそうになることがあるかと思います。もしあなたが周りの人とお話ができたり、呼吸ができるようならば、ほんの一瞬でいいので、そちらに意識を向けてみてください。時間はかかっても生かされていること、何か意味があるはずと思えるようになっていくかもしれません。ただ焦りは禁物です。泣きたいときは何度でも思いっきり泣いてくださいね。
・辛い時、非常時こそ口腔内に可能な限り気を配ってください。断水だったり、そんな気が起きないなどあるかと思いますが、口腔内環境が整っていれば、腸の状態も整いやすいですし、何より判断力や冷静さが増します。栄養バランスも崩れやすいので尚更です。
歯磨きが難しければ食後にフロス、糸ようじ、マウスウォッシュなどのみでもかなり変わってくると思います。
・情報収集は大切ですが、1日のうちほんの少しでいいので、可能ならば情報から離れる時間を作ってみてください。些細なことですが、気持ち気力を保ち続けるのに個人的には有効でした。
そして、突然予期しなかったことに遭遇したとしても、日頃から
・心と身体を整えておく
と、冷静な判断ができるようになったり、感覚も研ぎ澄まされ、行動力もついてくるようになります。
普段からの備蓄（お水、食料、トイレ、スマホなどのバッテリー対策、暑さ寒さ対策など）も本当に大事です。是非見直してみてください。
また、非常時には思いもよらない人間性に驚かされることがたくさんあります。
身内や仲が良かった人からの信じられない言動に心底今後のお付き合いを考えさせられたり、全く想像できなかった方などから助けて頂いたことも、数知れず。
感謝の気持を大切に、人の気持や痛みに寄り添える大人になるため日々過ごせることは、震災が私に教えてくれた大切なことです。
気が向いたらまたこのブログの存在を思い出してくださいね。
あなたは1人じゃないですから。
