バス乗り場には、
現地の方、ビジネスマン、
バックパッカー風の方が多くいましたが、
お話はしなかったものの、
地球の歩き方を持った、
日本人の年配のご夫婦もお見かけしました。
前の人の様子を見ていると、
本に書いてあった通りの
先払いで、前乗り&後ろ降り。
オクトパスカードというICカードがあることは知っていましたが、
この時は日帰りだったこともあり、購入せず、
現金での乗車をしてみることに。
降りる停留所は事前に調べておきましたが、
お金を払った後、運転手さんに、
《I want to go to the ○○hotel.》
と言ってみたら、
《○○hotel? 何番!》
と、まさかの広東語で返されてしまいました(笑)
焦る私に、笑顔で手で数字を作ってくれ、
また、何度も何度も
《OK !OK !》
とも。
今思えば、
前方に英語で停留所の表記がされますし、
何も焦ることはないのですが、
この時、寝不足?と
これから始まる未知の世界の経験、
無事に担当の方とお会いできるのだろうか??
という緊張もあって、割と不安に💦
そして、なるべく運転手さんの近くにいよう!と。
でも、
すでに前方の席はいっぱい。。
泣く泣く後方の席に座り、出発!!
バスの車内は、この時はちょっと古めでしたが、
冷房も効いていて、
シートも足元も、飛行機より私には快適でした。
ちなみに、帰りも市内からバスで空港に戻りましたが、その時はとても新しくキレイなバスでした。
前日天気予報では、晴れと出ていたのに、
どしゃ降りの雨。
早朝の景色を窓から見て、
【おー!!マンションとビル、やっぱり高い!!】
と、1人でワクワク😉
市内に入り、私が調べた停留所、
もうすぐかなぁ??
と思っていたとき、赤信号に。
すると、運転手さん、
立ち上がり、私に向かって、大きな声で
《○○hotel!!》
と、満面の笑みで、
ホテルを指差して教えてくれました(^^)
そして、停留所に到着。
降りるときも、後ろ降りの為、
わざわざ降り口まで来てくれて、
《○○hotel !!》
と、またまた教えてくれまして。
何度も何度も、ガイドブックに書いてあった
《多謝 ドーチェ!!》
《Thank you!!》
と、私もお礼を伝え、バスを降りました。
この時の運転手さんの優しさと気遣いに、
とても助けられ、
同時に、
言葉が伝わらなくても、
私も困った人がいたら
必ず親身になって、
自分の出来ることをしていこう!
と、強く感じた出来事でした。
あの時の運転手さん、
本当にありがとうございました!